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ホッタの本音 今週のレポートNO.745

【大卒初任給なんと40万円 初年度年収501万円超の時代に】
経済産業省の2016年度の調査によると日本のIT(情報技術)人材の20代の平均給与は年間413万円。米国の1,023万円に比べて少ないが、世界規模での人材獲得に注力する企業は徐々に引き上げているという。年功序列や業界横並びの賃金制度はもはや通用しない。単に売り手市場という理由だけでなく、能力給や成果報酬の手当てが初任給にまで及んでいると言う事のようです。最近ではいきなり戦力に加えられるケースも多く、年齢や経験よりも、出来る人には仕事や報酬を与える流れへと変わって来ているようです。先進国においては人材不足で特に情報産業の発達により情報技術者の獲得競争が活発になっています。先月もアパレル通販大手のゾゾタウンが年俸1億円でIT関連に強い人材を最大7人募集するとメディアに取上げられ話題となりました。弊社も約6,000人のブロガーと提携していますが、売上(新規獲得)を上げてくれる人は10名ほどです。どこが違うか?記事やコンテンツを見ますが僕には解りませんがプロが見ると違うのでしょう。バナーのコピーだけで開封率が何倍も異なるのです。インスタ映えする写真かどうかで売れ方が何倍も違うのです。AI(人工知能)を使いこなせる事が凄く重要になって来ています。販売分析から将来何が売れるのか?その具体的な商品は何か?売価はいくらでどれぐらい売れるのか?など将来予測が出来ると言うのです。能力や成果で差が付いてくる時代になって来ました。意識調査ではハイスキル人材の64%が今の給与を不満に感じていると回答。だから自分に自信があるのに報われない方は退社してフリーで働く人も増えています。なので外部を上手く活用する事も重要になって来ました。

【アリババ 大型リアル店舗(オムニチャネル)拡大】
昨年からアマゾンが大手食品スーパーを買収し自前でコンビニを出店させてリアル店舗とネットを融合した属に言うオムニチャネルに取り組んでいます。中国でもネット通販最大手のアリババが大型のSC(ショッピングセンター)の展開を加速させており得意とする電子決済などと組み合せた事業モデルを築き、通販市場の成熟期に備える狙いのようですが、まだまだ手探り状態だとメディアでは報道されています。そんな中でも驚いたのがアリババの2018年3月期の決算の純利益は何と639億元(約1兆1,000億)と前年に比べ47%増。利用顧客が5億5,200万人の22増と利用者が増えている事が要因との事。日本の総人口の約5倍の数字に中国の巨大市場の存在感を感じます。総人口およそ14億人。そのうち自動車やブランド品が買える中間所得層以上は約6億人存在すると言われています。中国のみならずシンガポールやマレーシア・タイやベトナムやインドネシアなど経済発展が著しいアジアを見ればこれから売り込む市場はおのずと決まります。大手通販会社はスーパーやショッピングセンター・コンビニの買収や出店、宅配するサービス会社も配下に納め自力で物流の整備構築を行っています。伊藤忠商事もファミマを拠点としたオムニチャネルを展開すると発表しました。今後の消費流通はどのように変化していくのか見どころです。

【大副業時代の幕開け】
リクルートが昨年5万人を対象にアンケートを実施。過去1年で副業をした人の割合は12.9%で、本業の専門性を生かした副業だと所得が高くなり年収で100万以上稼いでいる人が全体の18%いたと発表している。政府も副業を後押ししており、人材不足による大副業時代の到来とメディアのタイトルになり取上げられた。仕事に就けずにアルバイトやフリーターと言う20代30代。1回も就職してない40代50代の人まで存在する時代となりました。先日もスポーツの専門学校に通いながらスポーツジムでアルバイトのまま30代で退社、その後派遣社員を転々として40代になり採用される会社が少なくなり将来に不安を感じると相談を受けました。正に「後悔先に立たず」である。将来の事をしっかり考えて計画して人生を送らないと後悔先に立たずになってしまいます。「恐れるな、悲しむな、怒るな」常に「正直に愉快に信念と勇気」を持って「人の世の為に自己の強みを生かし人生の責務を全うする」ように「奇跡を求めて祈り」「実りを求めて働き」「意図的に計画して行動」すればおのずと良い方に向かうと中村天風先生の著書に書かれています。僕の大好きな名言の一つで殆ど毎日繰り返し唱えています。

【高級ブランド会社の株価 軒並み上昇】
先日報道されていたように世界的に見ると企業の業績は過去最高記録を更新。但し世界大手20社のうち日本はトヨタ自動車が5位で入っていただけでアメリカが多く占め中国も6社で韓国はサムスン1社という結果。IT関連会社と金融業が軒並み上位を独占し10年前の石油関連会社などは衰退どころか破綻した企業もある。それとアジア諸国の経済が急成長しており世界的に見ると景気が良くて高級ブランド品が売れに売れている状況のようです。

【ニューヨークタイムズ利益66%増】
この見出しも当たり前と言えば当たり前で、紙からネットに切り替わる中で、世界の新聞社の最大手と言われるアメリカのニューヨークタイムズ社が新聞販売店の整理整頓や紙からネットへの移行が進み利益が前年比で66%も増えたとリリースされていました。単純で当たり前の事だが解っていても中々割り切れず対応出来ない。特に地方新聞社の業績が落ち込み、破綻する新聞社まで出て来ています。この話は新聞業界に限った事ではありません。

【高級ベビー服までシェアの時代に】
遂にベビー服までもレンタル(シェア)する時代になりました。国内外の高級ベビー用品をアプリで手軽にレンタルします。効率や生産性を考えれば誰でも解る話で、後は心情だけの問題である。別件ですが先日心情で考えたら損をします。損得で考えて対応するようにと注意されました。特に赤ちゃん用品は成長が早いので勿体ないと言えばそれまでですが僕の年代は中々割り切れないものがありますが、世の中はシェアする時代へ向かっています。誰が借りるのか?と思っていた駅前のレンタルサイクルも結構利用されています。駐輪場代金と自転車購入費用を考えると案外お得かも?先入観や固定概念・常識などに縛られず、柔軟な思考を身に着けましょう。

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