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3.282019
ホッタの本音 今週のレポートNO.789
【フランス高級冷凍食品専門店「ピカール」横浜に初出店】
イオン系列のイオンザヴール㈱が運営するフランスの高級冷凍食品専門店「ピカール」が9店舗目を始めて東京都内以外の地域、横浜ベイクォーター内に出店した。売り場面積120平方メートル約40坪で都内の路面店より広めで、入り口にはイートインスペースを設けたとの事。一時は輸入が追いつかいほどで、品切れが続いていたが、最近店舗を見る限り品切れはなさそうです。通販でも絶好調のようで、一時は広報にも注力していたようだが、ピタリと見なくなりましたがそれでもマスコミから取り上げられています。サイトを見ると日本の冷凍食品売り場では見かけない手の込んだフレンチレストランのメニューのような冷凍惣菜がずらりと品揃えしてあり、弊社にも劣らない品揃えです。冷凍パンやスープなどのカテゴリーでは完全にピカールの方が品数が多いです。リアルな店舗展開をする事でブランドイメージが広がり易く、冷凍スープの販売を手掛けるスープストックトーキョーも当初は冷凍食品だけを百貨店などに出店して販売していましたが「食べるスープ」と訴求して飲食店を展開した所、大繁盛して全国展開を行っています。お店が出来る事でブランドが浸透して通販でも人気に相乗効果が上がったようです。ピカールがフレンチなら、わんまいるは和食に特化して国内外にも販売出来ればと夢が広がります。
【日本郵便「置き配」開始するも委託する荷主ゼロ】
日本郵便が再配達をなくし、ドライバーの負担を軽減する切り札として玄関先などに置いて配達を完了とする「置き配」サービスを18日からスタートさせたが、今のところ肝心の荷主はゼロ。盗難などトラブルへの不安が導入の壁になっているようだとコメント。再配達を軽減させドライバーの負担を軽減し効率を改善するなら宅配ボッスク設置を求めて値引きする等宅配ボックス渡し料金を設定したらと思います。その方が受け取る側も便利で用事の手を止めて玄関先で受け取らなくて済みます。更に郵便局が冷凍品を扱ってくれることを願います。郵便局内止めにできれば都合の良い時に引き取りにいけます。郵便局渡し料金を設定する事で利用者は便利になり、ドライバーの手間の軽減にもつながります。海外ではEC通販で購入した商品を最寄りの飲食店で引き取るのが流行っているとの事、自分の都合の良い時に取りに行ける方が利用者にとっては便利だと言う人も多いと思います。日本郵便さん冷凍早く取り扱って欲しいと願います。
【日本郵便がメルカリの商品を郵便局内で梱包を無料で出来るサービスを始めた】
梱包スペースにダンボールなどを用意し本や衣類を入れて発送できる。軌道に乗ればメルカリ以外の事業者にもスペース貸出を検討する。メルカリが行った調査では、出品しない理由に梱包作業の大変さをあげた人が最多で無料で梱包出来るなら郵便局を使う人は増えると思う。メルカリはヤマト運輸と日本郵便とどちらを使うかを利用者は選択出来きる。梱包から配送まで一箇所で行えるサービスで利用者を取り込む考えのようだ。どのように販売するか?より、誰と組んで販売するかの方が、重要だと思いました。
【健康づくりに保険会社も一役、健診結果や運動で割引・還付】
既にたばこの喫煙者と禁煙者で保険料が異なるように、健康な人ほど保険料が割安になり、掛け金を受け取れる「健康増進型」の保険商品が増えて来た。そんな中、安田生命では健康増進が長続きするようサッカー選手と一緒に歩くウォーキングや女性に人気のヨガのイベント開催。住友生命ではウォーキングやランニング、フィットネスクラブでの運動など健康寿命延伸に自ら取組み、その成果を1年ごとに数値を評価して最大保険料が前年2%引かれ、反対に悪化すれば最大保険料が2%増え、最大30%までするなど、このような取組みが他社にも拡大している。わんまいるのおかずセットを継続して食べて体質改善すれば保険料が割引になれば嬉しい。保険会社が取り上げてくれたら嬉しい。先日の国会で安倍総理が社会保障の大半が介護や病気なので、健康寿命延伸、予防事業に本格的に力を入れるようにと見解、予算も含め検討するように指示をした。
【地産消費拡大、高知県産品の成約36億円を目指す】
先週は愛媛県庁営業部という名前の名刺を持って、愛媛県産品販路拡大を依頼に担当者が来社頂きました。話を聞くと島根県ブランド推進課様と同じく各部署から出向で県産品をPRする営業部に配属されたとの事です。昨年は宮城県庁食産振興課様から招致頂き、4回も訪問。鳥取県は米子商工会議所様を紹介頂き、同じく展示商談会も含め4回お伺いしました。4月は和歌山県と富山県、5月は高知県に行く予定です。高知県では外郭団体で県地産外商公社を設立して今年度2019年は県産品の外商活動の成約件数を9,500件、成約金額を36億円とする目標数値を公表。2018年比で成約件数2%アップの200件、売上4億円と12%アップとされました。この動きは日本の地方創生として人口減少が著しい地方行政の生き残り策として取組みが盛んになって特に近年のご当地とグルメブームにあやかり、輸出にも力を入れられています。わんまいるも県や自治体、商工会議所と連携した取り組みを行いご当地グルメの開発や地域の食材を使った冷凍惣菜、おかずセットの開発に取り組み自宅で居ながら全国のご当地グルメや食材が食べられるように、買物に行く時間や料理を作る時間の無い主婦の方にお役に立てるように懸命に努力していきますので宜しくお願いします。
【サバが空前の人気に、鯖ビジネスも脂が乗って来た】
最近、高級鯖缶詰が品切れ状態だとよく耳にします。実際先日千葉の幕張で行われた食品展示会でもいくつかの水産会社も鯖缶だけはご遠慮願っていますと言われました。鯖は元々大衆魚で廉価な魚というイメージだったが、大阪市中央市場の水産会社で働いていた右田兄弟が豊中で鯖料理専門店「鯖や」をオープンし、その後鯖料理専門店「鯖や」やバー「サバー」を全国に展開。ガイヤの夜明などメディアにも取り上げられ有名になり、福井県や隠岐の島など漁協と提携して鯖の養殖など一役買って福井の「酔っぱらいサバ」や「米子のお嬢サバ」などユニークなネーミングを考案するなど大活躍されています。既に、釧路沖で獲れる天然の北釧鯖、同じく天然の八戸前沖さば、天然の宮城三陸の金華さば、福井県養殖のよっぱらいさば、神奈川県天然の松輪サバ、和歌山で養殖の紀州梅お殿さば、土佐の清水さば、大分県の天然関サバ、鹿児島県養殖のむじょかさば、屋久島の首折れサバなど全国各地でブランド鯖が誕生しています。海外でも人気で魚介類の輸出で2018年鯖が2位になりました。最近は養殖も盛んで小鯖は1㎏数百円にしかならないが生簀で4~6ヶ月育て、400g前後に太らせると1,700~2,000円と鯛を上回る値段に出世する。数年かかる鯛やふぐに比べると鯖は半年で出荷出来、天然の稚魚を養殖で太らせ日本のブランド鯖として海外に輸出、缶詰や寿司ネタや寿司や惣菜として国内外に販売すればと思います。最近では高速道路のサービスエリアのフードコートでも鯖の塩焼き定食は人気のメニューのようです。
【国産ウナギ稚魚5年前の2倍の値段に】
人間の価値観は、無くなれば無くなる程、高くなければ高くなるほど、憧れる心理が増します。おそらく組合が日本うなぎを中国や台湾などから輸入される鰻から守ろうとした取り組みが日本鰻の高騰を招いたと思います。僕としてはある程度高くなった方がたまに食べると凄く美味しく思いますし何より海外産とハッキリ区別されて売られるようになった事は、販売する立場としても食べる消費者としても良かったと思っています。最近稚魚は「白いダイヤ」と呼ばれるようになり、2018年の平均価格は1㎏あたり299万円と過去最高値を付けて今年も昨年同様の値段になりそうだと言われています。普段食べなくなった分、春・夏・秋と3回ある土用丑は空前の売上になり、味の良い専門店は行列が出来て大繁盛しています。父の日の贈り物は清酒を追い抜き鰻が1位になり、お中元や敬老の日にも鰻登りの売上だそうです。そんな中で、天然や産地や製法にこだわった蒲焼、白焼き、ひつまぶし、お茶漬けなどメニューの開発も重要だと思います。昔に比べて養殖と言っても外の池ではなく工場内のクリーンな生簀で育てられるので臭みがなくなり食べ易くなりました。もっと養殖が進むので少しは値段は下がるものと考えられます。鰻丼=和食の代表格です。しっかり売ることを考えましょう。このように見ると日本国中グルメだらけで販売に思考を集中すれば、チャンスはなんぼでもあると思います。国内のみならずグローバルな販売も視野に入れましょう。
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