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ホッタの本音 今週のレポートNO.816

【セブンイレブン高価格帯PBを拡充、価格競争から脱却を】
働く主婦や高齢者が増える中で売れ行きが好調な冷凍食品。お総菜の品添えをスーパー、コンビニ、ドラックストアが拡大しています。そんな中でセブンイレブンは現在40種類のPBを現在より品質を高めた「セブンプレミアムゴールド」を50種類以上にすると発表。先日久しぶりローソンで美味しそうな写真とパッケージのおにぎりを買ったら198円もした。コンビニは競合店との価格競争を避けようと差別化に懸命です。僕はコンビニで買うものと、スーパーで買うもの、ドラックストアで買うもの、そして買う客層も異なると思います。例えば焼いた冷凍餃子はスーパーでは売れずにコンビニで売れます。一人前のレンジで袋ごと食べられる炒飯はコンビニで売れますがスーパーは量が多い炒飯の方が売れ筋です。要するに一人で食べるのか?家族で食べるのか?主婦はそのままやレンジだけでなく焼くだけとか炒めるとか湯せんするだけなどひと手間かける手抜きでなく手間抜きの冷凍食品や冷凍食材を選択する傾向です。更に価格競争に巻き込まれると利益が出なくなるので避けるべきで、値段だけの事を考えれば海外の発展途上国で大量生産する事がリーズナブルですが、大手資本が参入しやすい領域となります。これからの時代は上・中・下ではなく、上か下の二極化が起ると予測されます。外国人も日本人も同じ時給で一緒に働からざるを得ません。僕は以前からこのような時代になると言っていましたが、それが現実となりコンビニや飲食店、製造・建築現場では外国人と一緒に仕事をするのは当たり前となりました。その為、携帯用の通訳の端末機が売れています。そんな労働者をマネージメントする人や、その企業に業務委託する企業が増えています。二極化はさらに拡大していくでしょう!中小企業は大手が参入しにくいニッチ市場を狙いましょう!

【鳥取和牛の子牛が価格日本一に、ブランドが向上】
先日、鳥取県米子市役所、商工会議所の懇親会の席上で、全国を回ってコレは!というご当地グルメは何ですか?といきなり質問されたので、とっさに口走ったのは鳥取和牛、他にも色々ありますが最近の覚えがある中では濃厚な脂質でなく優しい瑞々しいオレイン酸が口の中でジュワーと広がる柔らかくて弾力がある味覚は格別ですと思っていると、何と2019年7月に鳥取県産黒毛和牛の子牛一頭当たりの平均価格が972,853円と2017年6月以来の国内市場トップとなったと報道されていました。僕はまだオス牛しか試食していないので機会があればメス牛を試食したいと思います。わんまいるでは鳥取県の東伯ミート様と取組みして鳥取牛と大山豚のメンチカツをおかずセットの献立に採用する予定です。

【米小売店3年間で1万店減少】
既にご周知の通り、ネット通販の利用が進み、アメリカでは書店大手チェーン「ボーダーズ」や家電量販店の「ラジオシャック」、玩具の「トイザラス」、大手スーパーの「シアーズ」、そしてこの8月にファッション大手の「フォーエバー21」が破産申請し、この3年間だけでも約1万店の店舗が閉鎖しました。その要因の筆頭にいるのがアマゾンにウォルマートだ。特に最近では店舗と併用した販売に注力し、面倒な買い回りをせずに済むスマホで検索して欲しいものを注文して店頭で受け取るだけのサービスが人気だという。既に北関東最大手のスーパー「ベイシア」も同じようにネット&カタログの注文からの注文を店頭で受け取り、スマホでの決済出来るサービスを全店に拡大されました。そこで重要なのが買い方が変れば、買う商品、売れる商品が変わります。ココに着目する事です。

【英国大手旅行会社「トーマス・クックグループ」が破産】
数年前にインターネットの普及が進むと破綻する業種に入っていたのが旅行会社だった。日本国内でも数多くあったJTBなど旅行会社の窓口も殆ど見なくなりました。JRでもまだみどりの窓口は存在していますが、キップですら購入しなくなりスイカなど電子決済を使用、新幹線の予約はアプリのEXで行う人が増えています。銀行の支店も次々に閉鎖されています。郵便局も荷物の引き渡し場所へと変化しています。先には会計士や弁護士に電車の運転手や製造工場の作業員など人がロボット化する傾向にあります。しかし世界の人口は増える一方で果たしてこの先はどうなるか?
トランプ大統領が壁を作りたくなる気持ちがわかります。そんな意味では日本は外国労働者を受け入れをどんどん緩和しており、社会人口(外国人を合わせた)が増えている自治体も出て来ました。とてもいいことだと思っています。これから日本はグレードの高い商品を製造する生産国に戻るように見ています。特に食料品(缶詰・インスタント・レトルト・冷凍)は世界の中でも品質の良さはグンを抜いています。

【遂に住宅ローン金利が1%を切る時代に。住宅ローン控除活用で0%以下に】
住宅ローン7%の金利で建売住宅を購入した僕にとっては信じられない見だしに目を疑いたくなり中身を見ると、固定金利でも1%を切る貸し出し商品が増えて来ており、住宅ローンの控除制度より減税を受ければ利子を払ってもなおお釣りがくる状況が起っていると報道。お金を借りる程得をすると言うマイナス金利の状態が本格化して来たと記事に書かれてあります。お金を借りると金利を支払うのが当たり前なのに偉い時代がやって来ました。地方銀行の4割以上が5年間以上の赤字が続くのも貸して利子で儲ける仕組みが完全に壊れてしまった証拠です。この事は日本だけでなく世界中で起こっており、カネ余り現象です。巨大ファンドが誕生し、有望なスタートアップ企業や新しいビジネスプランへの出資案件が増え、正に「創造」の時流に突入しました。先日ハーバード大学に留学していた経済産業省の川嶋さんにこれまではプラットホームなど仕組みビジネスへの投資が盛んで成長した企業も多かったが今後も仕組みビジネスが成長するのですか?と聞くと、これからは人がいらなくなる或いは減らせるビジネスモデルが脚光を浴びると思うと返答されました。例を挙げると無人運転車両やドローンなど、導入する事で人が減らせ、人がいなくても事業の拡大か望めるビジネスモデルが着目されると聞きました。

【集客に繋がる冷凍食品を強化しているコンビニに加えスーパーも参入】
セブンイレブンは集客に繋がる冷凍食品の売場を広げたレイアウトを5月時点で4,600店舗を今年度中に1万400店にする目標を発表した。ファミリーマートも冷凍食品を成長分野としてみており、44億円を投じて品揃えを増やした店舗を9月中に4,000店にする計画と発表。現状冷凍食品のリーチインを3枚扉から4枚扉へと大きくし、収納するアイテム数を51から73に増やし、9月中に完了する見通しで新レイアウトを導入した店舗は冷凍食品の売上が前年37%、利用客で41%と伸びた。ローソンも冷凍食品を約80種類品揃えを増やした。この背景には単に売上客数アップだけでなく、廃棄を抑える事や店内調理を省ける事にも役立てている。この動きは食品スーパーも同じで、チルドタイプの食材セットは店頭側もお客様側も傷んだり腐らす事が多く、売れなくなってきており、買い置きが利く冷凍へ品揃えも購入もシフトしている。更には1食分のおかず、主菜・副菜がセットになった小袋タイプが売れ出しており、大手メーカーの参入も考えられる。わんまいるでは全国各地の食材や専門店に作ってもらった国産100%食材にこだわった冷凍タイプの夕食おかずセット「健幸ディナー」の製造販売に力を入れ、美味しい冷凍惣菜が食べたい人に向けに提供し、安全・安心で品質と美味しさを追及して1食セットの販売も行い、そのノウハウを生かし大手スーパーからのOEMも受ける計画です。そしてデパ地下や駅ナカへ出店も行い認知度とブランドイメージの向上に努める考えです。

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