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ホッタの本音 今週のレポートNO.831

【百貨店初売り、増税後でもにぎわい変わらず長蛇の列、売れるものに変化が】
東京、大阪の主要百貨店の初売りセールは増税後にも関わらず昨年同様に開店前から長蛇の列が出来きた。中には訪日外国人客の姿がみられ、購入する商品がアパレルから食品へとシフトしているとの事、阪急百貨店梅田本店では関西発祥の人気ロールケーキ「堂島ロール」が入った福袋、大丸梅田本店ではオムライス専門店「北極星」の福袋が即完売、近鉄百貨店アベノハルカスではチョコレートの福袋が人気を集めたと報道、百貨店の福袋にも異変が起きており、しかも訪日外国人までが日本のグルメを積極的食べるようになり、中国政府は国内での消費をするように今年の秋から日本牛肉の輸入を解禁すると言う。この背景にはLCC(格安航空)の影響も大きい、日本人一億総グルメ時代から、グローバル総ジャパニーズグルメになるような気配です!

【ヤフーが運営するペイペイモールにZOZOが出店 最大30%相当還元】
この度ソフトバンクグルーブの傘下に入ったZOZOが、ヤフーが運営するペイペイモールに出店、スマートフォン決済ペイペイを使えば10%相当を還元、更にペイペイモールは3月末まで最大20%相当の還元キャンペーンを始めており合わせると30%相当の還元となり、消費者の電子決済利用の促進をはかる。東京都は2025年までに電子決済を50%まで引き上げる事を目標に掲げおり、更に電子決済化は浸透すると考えられます。消費者が現金を持たなくなれば現金でしか支払いが出来ない店を利用しなくなる傾向が強まり、アナログ対応の小売店は淘汰が進む。そしてスマホで検索しての購入が増えると予測、米国の小売店ではスマホで注文、店頭で引き取り、店頭で待たずに席に座ると注文した商品が運ばれるという流れが一般化する。キャッシュレス&スマホで事前予約注文する事で、待たずに商品を受け取れたり、席に着ける事が可能になる。最近マクドナルドがテストを始めたようで「セルフ」から一転して何もしない「レス」の時代への転換するようにも思います。将来セキュリティーが充実する事で、玄関先のロッカーに物を入れるだけで届けたい所へ届くようになる。いや届くと言うよりかは移動するイメージで、そうなればなる程、購入でなく使用意識が高まり、レンタルやシェアするニーズが高まるだろう。物を販売するから貸し出して利用して貰うビジネスへと変化していくだろう。

【ドレッシングのピエトロ、横浜駅にスープ専門店をオープン】
好調なスープストック・トーキョー、食品スーパーでも具沢山の主菜になるスープや食べるスープなどが人気です。そんな中、ドレッシングを製造販売するピエトロさんが「ピエトロ・ア・デイ」パンとスープを提供する飲食店を横浜駅の東口の商業施設「横浜ベイクォーター」に3月オープン、テナント出店すると発表。トレンドが続くパンに合わせてトレンドのスープ、オシャレなランチ、女子に受ける。ただトレンドの周期は6~7年なので、場所にもよるがいつまで続くか?しかしこれまでそんなに家庭で消費されなかった洋風スープの需要は一気に浸透したと思うので、家では作り難い本格的な洋風スープの冷凍惣菜は更にマーケットは増えると思う。まさに作らなくなる「レス」時代に突入したように感じます。

【グルメサイト広告料と評価連動を懸念「信頼ぜず」26%、利用減少】
昨年初め辺りからぐるなびや食べログの広告を辞める飲食店が増えている。理由は飲食店がサイト運営会社に支払う広告掲載料と評価が連動しているとの懸念が広がりグルメサイト離れが進んでいるからである。グルナビは今年3月の連結決算を最終赤字として既に下降修正し発表している。最近では報酬連動(広告)していないインスタグラムを検索する消費者が急増しており、ネット通販においてもブロガーに紹介料が入る報酬型のアフィリエイト広告が陰りを見せている。検索表示を自動分析するアルゴリズムも成果報酬型の広告を検索上位に表示させない流れになって来たようです。そこで重要なのが、見出しワードの登録やブログ記事の投稿を行う事です。僕は毎日文字数の多い文章のブログを投稿して検索にかかりやすい見出しを設定しています。そうする事により検索で上位に表示され検索にもよくかかるようになります。その他どんどんSNSのやり方が進化していますので知識をつけましょう。

【意識調査「70歳超えても働く」60代の54%に】
日本経済新聞が実施した調査によると、70歳以上まで働くつもりだと答えた人が60歳代の54%の割合になった。一昨年の2018年より9%増えた。正に人生100年時代を象徴するかのように意識が高まっている。ところが60歳~69歳まで働くとした回答は前回調査より減少した。全体の平均回答は67.5歳と前回調査より0.9%上昇した。年齢が下がる程、先の事への意識は低いのは当然で下がる。実際70代を目の前に向かえた60代の勤労への意識が高い事がわかる。70代の回答でも75歳以上が34%に上り、男女別では、女性28%男性45%と何と男性の方が女性より勤労意識が上回り、従来と大きく意識が変化している。僕はこれまでの女性が長生きし、男性が短命と言う常識が崩れるように見ています。昔は戦死が男女の寿命の統計に差が表れていました。最近は差が縮みつつ暴飲暴食や喫煙など成人病の影響が男女の寿命の差に現れていましたが、女性の社会進出の高まりと男女平等の認識が高まり、最近飲食を見ていると男女の差が無くなったと言うより女性の方が喫煙も含め良く食べて良く飲むのではと感じています(言い過ぎたらごめんなさい)。いずれにしても働くシニアが増える事でマーケットが変化します。昨今のドラックストアの好調ぶりを見ても明らかで、総菜や冷食市場の伸びを見ても明らかです。しかし片一方で75歳以上の人口も25年後にピークを迎えます。人口構造の変化、消費者心理の変化はビジネスにとって凄く重要です。

【ライフ、アマゾンネットスーパー今年2020年東京23区に拡大】
昨年9月からアマゾンの有料会員向け宅配サービス「プライムナウ」で注文を受け付け、生鮮品や総菜を店舗から宅配するサービスを都内7区から始め、好調で今年東京23区全域にエリアを拡大、大阪市内でも始めると発表した。実際には店舗にある商品を店舗から宅配しているのかは不明、おそらく別の専用センターで仕分けされたものが店舗経由で宅配される又は引き取れると想像する。スマートフォンを利用した電子決済が浸透していく中、日本でもネットスーパーが台頭していくのは時間の問題だ。リアル店舗と融合したネットスーパーの展開は生き残りには必須だと思う。

【食品スーパー ヨークベニマルの子会社ライフフーズ福島県郡山で総菜新工場建設】
福島、宮城、山形、茨木、栃木5県に食品スーパーを231店舗展開するイトーヨーカド―グループのヨークベニマルは店頭で容器に詰められたパック総菜製造工場を福島県郡山に50億円かけて新設する。生産拠点として5ヶ所目、3月着工し来年2月に完成する予定。働く女性の増加に伴い、パック入りの総菜を買い求める客が増えており、一店舗当たり平均2億円の売上をする計算で2019年2月期の売上は473億円、今年2月期は480億円を予定。またパンを製造する第一ファクトリーに20億円投じ工場を刷新する事も検討に入ったとコメント。ヨークベニマルはライフフーズを傘下に持つ事で、スーパーでは珍しい総菜の製販一貫した体制を整えており、外部から仕入れて販売するのに比べ消費者のニーズに敏速に柔軟に対応した商品開発や付加価値の提供が必要不可欠になって来ました。これから益々惣菜工場の建設は進むと思われます。それぞれ得意な料理を作る専門工場さんと提携して美味しくて安定した品質の冷凍惣菜を開発していきたいと思っています。

【東武百貨店16年ぶりに総菜売り場を大規模改装】
東武百貨店船橋店は地下の総菜売り場の店舗数を2店舗増やし43店舗として中華惣菜やベーカリーなど5店舗が新規で誘致。大規模改装は16年振りで、働く主婦など若い世代を取り組む考えと言う。アパレルやコスメ小物雑貨が主流だった百貨店だが、顧客の高齢化や若い世代のカジュアル化にアウトレット、ネット通販に押され、今や地下の食料品売場と最上階のレストラン街だけが人気、それでも他の百貨店と同じメーカーが出店しており差別化が出来ないのが課題。これだけ冷凍食品や冷凍惣菜が食品スーパーでも売られているのに一部スープストックトーキョーさんが出店しているだけで他社はまだ見当たらないと言うよりモールに出店するぐらいで本格的にリアル店舗を出店する力のある専門店は見当たらない。他社がやる前に、わんまいるとして昨年阪神百貨店さんでテスト販売を行い良い反応だったので後2~3回テスト販売を行い、ノウハウを蓄積して常設店舗をデパ地下や駅ナカに出店して知名度とブランド力の向上を図りたい。

【マルハニチロ 調査冷食買うなら「値段」73%「味」は69%】
マルハニチロが実施した冷凍食品の利用調査によると月に1回以上冷凍食品を利用する人の割合は63%で、購入する理由を価格の安さ73%で1位だった。ちなみにわんまいるの顧客アンケートでは味が1位だった。マルハニチロでは「味」が2位、3位にボリューム、わんまいるでは2位が栄養バランス3位が国産食材。月間平均購入金額は2,465円、わんまいるは18,000円と購入金額に大きな差がある。冷凍食品と冷凍おかずセット定期顧客の違いは明白で、マルハニチロさんでは高くすると客離れが起こる可能性があり、世界規模で食材が高騰していく中、安さを維持、追及していかなくてはなりません。わんまいるは美味しくする為に食材と調理料と調理方法を追求していきます。売上が上がれば食材の原価率を上げる事が可能になるので更に美味しい食材や調味料を使用する事が可能となります。まだまだ全国各地には美味しい食材や専門工場ご当地グルメは存在しています。おかずセットの献立も改善を重ね作り込み、単品も含め味と品質の向上を追求していきます。

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