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ホッタの本音 今週のレポートNO.830

【韓国向けビール 11月貿易統計99%減】
日本政府が韓国向けの輸出管理を7月から厳格化し、ビールは8月にゼロになり9月はほんのわずか戻ったが、10月もゼロ、11月は99%と4ヶ月連続で大幅に減少、観光客も含め減少が続いている。中国と米国との貿易摩擦も長期化しており、今回の米国とイランの衝突は世界経済への影響は計り知れない。難民が増え、仕事がなくなり、仕送りが途絶え、貧困者が増える。国連の発表では2018年1年間に餓死した人口は8億5千万人に上る。

【米マスターカード、パスワードではなく生体認証を利用する消費者は9割】
日本でも遅ればせながら電子決済が急速に普及しています。そしてNTTドコモ含めスマートフォンのロック解除に加え、クレジットカードの決済など指紋認証を利用する消費者が増えている。しかし一方でハッカーによる被害も発生して来た。特に指紋はいたるところに残る為これを盗んで偽装するのは簡単だと言う話もあり、偽装されると指紋は変更出来ない点がパスワードやクレジット番号と異なる。便利になる反面融通が利かなくなる事も増える。生体認証は今後普及するのだろうか気にかかるところだ。

【3年に1度の社会保障の見直し、審査会、今回も介護保険制度改正案を了承】
高齢者の増加に伴い、増え続ける社会保障の介護保険制度を3年に1度見直しをかけており、今回も高所得者の自己負担額の上限を引上げる他、介護施設に入る低所得者への生活費の補助の縮小が決まった。高齢者の入居を見込んで建設された高齢者専用住宅の入居率が減少していると聞きます。ヘルパーさん含め、人手不足で人件費の高騰が続くなか、介護給付金の減少や介護認定の審査基準が引き上げられる事で高齢者施設や介護事業の運営が厳しくなっている。何でもそうだが法制度で守られていた業界、業種は法制度の改定で良くも悪くもなり淘汰が進む。そんな中でも業績を伸ばしている事業者も存在する。介護保険適用外サービスを取り入れている事業所です。既に保険適用外サービスの実施は歯科医や接骨院など多くの医療保険業界でも取り入れられています。僕が知っているデイサービスセンターでは保険外サービスで24時間3人のヘルパーを交代で付かせて利用者から月間100万円のサービス料金を得ています。また入居費が1億円を超え、なだ万が食堂に入り、高級ウイスキーのボトルキープが棚に並べられている某高級高齢者専用住宅では有料ですがヘルパー付き添いでの買物やお芝居や外食の送迎サービスも実施、大手有名企業の相談役や元役員などが入居しています。
このように福徳円満に暮らすには禍をも福に転じるように捉えて知恵を絞る事だとおみくじに書かれていました。物事は捉え方一つでいかようにも変わります。正直な心を持って明るく振舞い、心正しく身を慎み、早寝早起き、規則正しい生活を行い、目の前の仕事に没頭することだと思っています。

【1人暮らしの単独世帯が34,6%、夫婦のみ20、1%過半数を超えました!】
これまで日本のメーカーは4人家族を「標準世帯」として商品を開発して来ました。だから電化製品の事を家電と呼んでいましたが、もう家電の時代ではなく個電の時代に突入しました。スポーツジムのウォーキングマシーンでも添え付きのテレビを見ている人はシニアだけで、若い方はスマホでユーチューブを見ています。マンションも1DKよりもコンパクトな部屋が東京都内で人気を集めています。
炊飯機も1合炊きが好調に売れており、何と1台3万円もする1度に1枚しか焼けないトースターが完売するほど食事は一家揃ってではなく、バラバラに食べる事が常識となってきました。洗濯機や冷凍庫は大型の物が売れているとの事でまとめ洗い、まとめ買い、正に時短を反映しています。そしてまとめ洗い乾燥が出来るコインランドリーが人気で、メルカリと提携したランドリーショップも現れだしました。食品類は冷凍・レトルト・インスタントの売上が増えています。この傾向を商機として商品開発と販売に注力する事だと思います。

【アパレル店舗の閉店が止まらない、買い方のみならず衣料品への価値観が変化】
先日20数年ぶりにユニクロでトレーナーの上下を買いました。3,980円。昔、自宅の近くにオープンしたユニクロで購入した代物とは全く違う品質の良さにビックリしました。今や世界のユニクロ。アジアではアッパーなブランドとして人気だと言う事が理解出来ました。この価格でこの品質なら競合店は負ける。シマムラさんも最近はあまり見かけなくなり、大手ブランドメーカーの閉店が止まらないと報道。ただでさえネット通販に顧客を奪われ、メルカリの出現やヤフオクの復活、作業着のワークマンが人気を集めている。サラリーマンもスーツで出勤する人が減少、僕も3年前ぐらいからノンネクタイでカッターにセーターを着てジャンパーで出勤しています。カジュアル化に加え女性の有職率の増加、スマホの普及とインスタグラムなどSNSの影響など生活スタイルの変化による嗜好の変化、そして買い方、売り方の変化が同時に進行しているのが原因と思われます。但し時代がどんなに変わろうが「良質で安い」への追及は必須条件だと強く感じています。

【海外へのPRも含め文化庁が「食の達人」人間国宝認定を検討】
文化庁は、伝統工芸や工芸の分野で高い技術を持つ個人を認定する「人間国宝」(重要無形文化財保持者)制度の対象に、和食の料理人や日本酒作りの職人(杜氏)など「食の達人」を追加する検討を始めたと発表した。これには日本の食文化のブランド価値を高めて海外にもPRをし、訪日客の誘致や食材の輸出拡大につなげたい考えで、各地に伝わる郷土料理や食材の輸出に繋げたい意向のようだ。そして各地に伝わる郷土料理も無形文化財に指定する事も目指すと言う。若者中心に和食離れも指摘される中、文化庁としては日本の伝統的な食文化の保護、承継のきっかけにもなればと期待している。既に名工制度はあるので、それに準じて審査する事も考えられます。浪速の名工として大阪府に登録されている元辻調理師学校元サンフランシスコ日本国領事館公邸料理人で、どっちの料理ショーに10年間レギュラー出演された近藤先生や最近話題になって来た出雲杜氏、郷土料理やご当地グルメ、特にその土地ならではのB級グルメは無形文化遺産に登録してくれたら嬉しい。日本だけが古来から神様に食や酒や塩をお供えする文化があり、食を祀り、節句にも食を用いて病にも食を推奨、食事を器に盛り付けて箸で食べる事も古来から行われ器と書いて食と読まれていたと聞きます。現代になり良い人と書いて「食」と改正された。僕は偶然酒屋にアルバイトに行ったのがきっかけでお祖母ちゃんからの口に入るものは無くならないの一言に押され酒屋に就職、全国の酒蔵を回り酒処米処、生産者と向き合い一時は米作りにも没頭し、その土地ならではの食材や地域名産品に出会い取扱い販売、島根和牛を使用した肉じゃがを開発した所こんな惣菜待っていたのよ!と買い置き出来るように冷凍パックして欲しいと要望された事から冷凍惣菜を開発、更に栄養バランス・カロリー・塩分などを考えたおかずセットを開発販売した所、働く女性が増え、家事軽減、時短ニーズの高まりで「フローズン・ミールキット」「冷凍おかずセット」の需要が高まって来ました。わんまいるではこの商機を逃さず、ご当地のブランド食材を主体に使用した冷凍おかずの開発に注力したいと思っています。

【中国政府、日本からの牛肉輸入解禁を・・】
中国政府も国内景気底上げ対策の一つとして、日本食の消費を中国国内に取り入れようと今年10月にも日本からの牛肉の輸入を解禁をすると言う情報が入りました。ただし、セシウム残留が気になる5県以外の地域と国際基準のハサップを受けているとト殺場と精肉加工場に限ると言う条件付き。牛肉輸入解禁により豚肉や鶏肉も順次解禁になるようで、食材のみならず冷凍惣菜の輸入にも拍車がかかると思います。「ジャパニーズ・フローズン・ミール」がアジアの高級スーパーやデパ地下に並ぶのもそう遠くではなさそうに感じます。先日も北京から都市開発会社の役員が来社され、高齢者専用住宅を建設しているが厨房で作る食事が試食と異なる廉価な食材を使用する料理人が多く、利用者から美味しくないと声を聴くので、日本で作って輸入する事が出来ないか相談に来られました。海外の富裕層は健康志向で日本の食を好む傾向が高まっているので冷凍惣菜を輸出する流れは間違いなく来ると思っています。

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