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代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.1059

【大阪堂島10億円、うめきたグラングリーン大阪25億円 タワマンが地方都市でも人気】
札幌や仙台に佐賀や宮崎など地方都市でも「高級タワーマンション」が人気だ。人気の理由は、建築基準法で構造強度が厳しく定められているとともに、建材や設備に高い防火・耐火性能が義務付けられており、地震や火災に対して安全性が高いことと、眺めの良さやラウンジやサウナやフイットネスルーム、中には高級ホテルやレストラン、映画館などテナントに入り、宅配ボックスやクリーニングボックスなど設備が充実し、便利な立地にある点が挙げられます。なるほど、耐久性と言う大義名分か。納得。

【今度は「解凍寿司”シャリは人肌”」握り立て再現 6貫5500円が発売された】
先月は、大丸・松坂屋がサイトで6000円の冷凍ランチを発売リリースしたが、今月は豊洲市場のマグロ仲卸、鈴富を母体に高級すし店を運営するB&Tマリンプロダクツカンパニーが自社サイトで5月から国産天然クロマグロを中心に北海道近海のウニやホタテ、真鯛など厳選したネタを職人が握り、予備冷却を経てマイナス40度まで急速に冷やす「3D凍結」技術で凍らせ、電子レンジで解凍できる「ネタは新鮮なまま適度に冷たく、シャリは人肌、職人のにぎり立て90%再現した」高級冷凍すし1パック6貫で6500円を発売した。銀座の店舗では同様のネタで9000円程する。ハレの日や、遠方への贈答需要を見込む。いやー自家需要の潜在かなりあると思う。

【人手不足が続く外食業界、3年連続で賃上げ、ゼンショー12%と大手零細の格差拡大】
日本経済新聞社がまとめた2024年の賃上げ動向調査で、主要企業全国平均4.9%と1993年以降過去最高となり、人手不足が続くホテルやレジャー、建設、特に飲食店がけん引した。全企業で最も賃上げ率が高かったのは、ゼンショーホールディングスの12.2%の4万7,278円と海外でも積極的展開する企業が目立ち、中小零細企業との格差が拡大しており、人手不足により経営破綻に陥るケースが拡大している。零細企業ほど付加価値の高い差別化を図り、高くて売れるモノづくりが求められる。

【青森県三戸町の太子食品「売上高最高」191億円に。「なめらか豆腐バー」が好調】
青森県の片田舎で豆腐製品が主力の太子食品工業は、2024年3月期の売上高が過去最高の191億円に達した。23年に発売した「なめらか豆腐バー」シリーズがけん引し、200億円どころか海外展開も見えて来ている。近年のタンパク質摂取ブームに当たり、しかも低カロリーで大手コンビニからも声がかかり、関連商品を共同開発した事も売上を大きく押し上げた。工場はフル稼働で、今後は業務用や海外への販路拡大を計って行く。豆腐と言う日本らしい製品で健康ブームが拡大する海外で受ける事間違いない。42歳で社長を承継して72歳。品質には妥協せずに食べて健康になって欲しいと言う思いで経営して来たと言う。青森県の片田舎の豆腐製造会社でもやろうと思えば出来る。

【生産量ピークから7割減。ヘルシーで高タンパクと割安感から魚肉ソーセージ復活】
1972年をピークに魚肉ソーセージ・ハムの生産量が昨年まで減少を続け7割減。ところが今年の3月から全国主要スーパーのPOSデーターで前年比を超え出し、前年同月比118%増、過去5年間で最高だった。理由は物価高騰が続く中で豚肉より価格が安くヘルシーで高タンパク質が受けていると言う。お弁当のおかずに異変が起こっている。

【オイシックス千葉の農業体験施設と新会社「オイシクル」設立。新たなサービス提供】
オイシックスは、千葉県で食や農業体験型施設を運営するスタートアップ クルックフィールズと50%ずつの共同出資会社「オイシクル」を設立したと発表。商品の共同開発や販売、オイシックス会員向けに農場ツアーなどイベントで協業する。会員向けのサービスや商品の幅を広げて顧客満足を高める。「生ハムとフレッシュ野菜2種の農場ピザ」3110円など9品を売り出す。会員に向けて月一回程度の施設での野菜の収穫や畑の散策などを体験できるツアーなどイベントも開催する。

【長距離夜行バス1人席25000円と新幹線や飛行機より高くても満席が続く】
西日本鉄道は、5月1日から福岡⇔東京の夜行バス「はかた号」の価格上限を2000円から3000円引き上げた(プレミアムシート最高値2万5000円)。又、東京⇔京都・大阪間を運行する「ドリームルリエ号」では座席ごとにカーテンとパーテンションで仕切られ、156度までリクライニング出来る「プレシャスクラス」1万3000円~2万2500円と新幹線や格安飛行機より高い値段にも関わらず満席が続いていると言う。理由は、ホテルの宿泊費が高騰した為に、夜行バスを利用する人がインバウンドも含め増えたとみている。

【自社株を使って海外企業を買収できるように法律を改正。グローバルな展開を後押し】
政府は自社株式を使って買収するのは国内企業に限ると言う法律を改正して、海外企業でも買収を可能にした。又、手続きも簡素化して国内企業が海外への拡大を後押しする。企業が買収する場合、現在海外の企業に対して認めていない子会社への出資比率を株価算定した金額で出資比率を引き上げられ、これまでの株式交換とは違い完全子会社化する必要はない為に、幅広い資本提携に使える。これにより現金が少ない企業でも株価算定で算出した価格を利用して買収や出資出来るようになり、国内含めM&Aが進む。問題は実態にそぐわない株価算定を行いM&Aが可能になり、事業計画通りいかなかった場合共倒れになる可能性が高まる。買収しやすくなる半面リスクも高まる。

【高騰した米マクドなどファーストフード安値回帰。ハンバーガーセット3ドル出現!】
米国に仕事に行った友人からメールが届き「今朝マックを頼むと2000円程した。空港でおにぎりを買おうとレジに持って行くと1800円したので辞めた!ラーメン一杯3200円、ムチャクチャや」と。。インフレ物価高騰にあえぐ欧米諸国、今週の日本経済新聞の記事に、米国のファーストフードチェーンで低価格のセットメニューの投入が相次いでいると掲載されていた。ウェンディーズが朝食セット3ドル、マクドやバーガーキングは5ドル、円安なので日本円価格に換算すると日本より高いが、現地ではかなり低価格だ。但し、まだニューヨーク市内では3ドルで買えるのはコーヒーチェーンの「アメリカーノ」1杯や、ランチは10ドル以下の店を探すのは難しいと言う。日本でもコロナかでドライブスルーとデリバリーで独り勝ちしてプチ贅沢消費に助けられた。再三にわたる値上げによりレストラン並みに高くなったモスバーガー含め、モス並みになったマクドノ侍バーガー含め、ファーストフートが異常に高くなり、客離れが鮮明になって来た。米国で客離れを防ぐために安いメニューを復活させている。さて低価格に戻るのか、低価格にして客が戻るのか。売上特に利益が維持できるのか。この流れが世界に普及するのは間違いないから注目しておかなければならない。

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