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ホッタの本音 今週のレポートNO.853

【日本も含め、世界中でコロナの影響で解雇、採用含め雇用の調整が目立って来た】
政府は5月29日時点でコロナの影響で業績が悪化し、先も見えないとの事から従業員の解雇など雇用を調整する可能性のある事業所が30,214事業所に増えていると発表。地元高校生や専門学校生を受け入れて来た有名ホテルや老舗旅館も客足が戻らず倒産・廃業が目立ち、先行き不安から内定を取り消す企業が相次いでいる。大手飲食店でも不採算店の大幅な整理に動きだし、日本だけでも1千店舗は軽く超える。米国のスターバックスは北米だけでも今後1年半で既存店400店舗を閉めると発表。コロナが収束しても人の生活様式が変化した為に、元のライフスタイルには戻らないと予測し、新業態の持ち帰り専門店「スターバックス・ピックアップ」に業態を変更、スマホのアプリで注文と決済を済ませ顧客に商品を渡す。店舗はそれだけの役割になるとスタバはコメントした。この傾向は、コロナにより突然始まった訳ではなく、兆候は前からあり、それが今回のコロナ禍で一気に拡大したという感じだ。日本でもマクドナルドとケンタッキーが持ち帰り需要増で売上最高を記録した。大手航空会社も各国で破綻が目立ち始め、大幅に従業員を休業、解雇し、おそらく大半がLCCと統合され、一部だけがすべての座席がファーストクラスのようになった高級飛行機が現れるように感じます。但し、大半の航空関係者は国をまたぐ飛行機での移動はまだ当面は敬遠されると見ており、この先も統廃合が急速に進むと考えられています。米衣料品大手のGAPは、コロナ感染第二波を想定し、ロボットの導入と搬送システムの自動化に取り組んだ物流センターを立上げて行き、店舗を縮小させ、ネット通販に注力していくと方針を発表。前から言うように人手不足から一転して人手余りの時代に突入した。

【経済再開した東京で感染者が連日20人越え、中国北京市は非常時宣言を発令、米国でも急増】
暫くすると収束すると思っていたコロナウィルス感染、人と人の接融を自粛していると感染は収まるが、外出自粛が解除され、人が接融し出すと感染すると言う感じで、弊社顧問の医学博士によるとインフルエンザやコロナウィスルなどの感染症の菌は風通しの悪い湿った空気の澱んだ場所で繁殖するので、特に免疫力が低下していると感染しやすいとの事。しかし現実としては風通しの悪い所は、いくらでもあり、自分は行かなくても感染した人と至近距離での会話や菌が付着した箇所を触った手で鼻や目をいじると感染してしまう。要するにインフルエンザのようにワクチンが開発されて、今後も感染する可能性はあり完全に感染が無くなると言う事はないそうだ。という事はインフルエンザのように感染したら外出しない、感染しないように手洗い、マスク着用、澱んだ場所には行かない、免疫力を低下させないようにする等、予防を徹底する以外今のところ策がない。という事は、大半の人が感染を意識した行動をとるでしょう。在宅勤務は定着し、生活様式がガラッと進化し、全てにおいてリモートでスマートになって行く。何百年に一度の大転換期と言っても過言ではなく、どのように世の人の為に立てるのかを、世の中を良く観察して仕事のやり方やモノの売り方や必要な商品やサービスを創造していく事が経営を持続、発展させていく重要なポイントだと思います。売上が下がる=お客様からの支持が減少=役立ってない、売上が上がる=お客様からの支持が上昇=役立っている、役立っている商品やサービス、売り方を徹底して伸ばしていく、長所伸展の法則だ!

【駐車場のパーク24、今期255億円の赤字に、人が止まると駐車場までも!そらそうだ】
新聞記事の見だしに、アッそうか、と思い、今後どうなるのか?と色々な事が頭をよぎった。僕はコロナ感染が拡大前の3月にもう車は必要なく、維持費が勿体ないと思いクラウンを配車にしました。丁度タイミング良くスポーツジムが休館したので駅まで片道15分を歩くようにすると、2ケ月で体重が2Kg減った。日本も含め、自動車の販売台数が減少し、一方でシェアリングが増えている。在宅勤務が増えれば、通勤に自動車は必要ない、駐車場も必要ない、タイムスでは自社の管理している駐車場にカーシェアリングサービスの車を止めて専用のアプリで貸し出している。予約した駐車場に行き、車にスマホをかざすとドアが開きキーを取って乗れる。ガソリンを入れる必要もなく、ガソリン込の1時間単位のレンタルだ。決済も引き落としで、全く無人の便利なサービスで、今後は車だけでなく、レンタルしたいモノを付加してくれたら嬉しい。例えば通販で購入したモノを宅配ボックスで受け取れるのも嬉しい。駐車場の新たな活用様式が現れそうだ。巣籠り、商圏人口が縮小、持つ時代から借りる時代に、売る時代から貸す時代に!しかし育ての親のお祖母ちゃんが酒屋に就職する際に口に入るモノはどんなことが起ろうが必要だからと賛成してくれた事を思い出します。

【今後の雇用、就業規則に在宅も前提に制度設計、米国ではワークシェアが100万人突破】
今回のコロナ禍により在宅勤務になった事を受け、コロナが収束して経済活動が再開しても、多く人が在宅勤務を希望している。企業側も交通費や仕事の生産性など様々なコスト削減に繋がる在宅勤務・テレワークは人材獲得の観点からも制度を設ける事は賛否両論で、仕事の内容にもよるが、必須となる。そして在宅で生産性が高まり時短になった分、副業も在宅で受けられる。またリモートワークなら地方で暮らしていても仕事がこなせる事から、地方に引っ越す有能なエンジニアリングが増えていると言う。毎日人混みの中、通勤に時間をかけてオフィスに出勤しなくても、交通費をかけて飛行機や新幹線で移動をしなくても、オンライン商談が出来る。その方が効率良く経費も掛からない。人が動かなくても、情報やモノやサービスやお金が動けば、問題はない。この時代の流れには合わせて行かないといけないと思う。デジタル、アプリ、ネット(SNS含む)オンライン、リモートを最大に活用する事だ。これから更に普及して加速すると思われ、商談室や会議室がオンライン化、リモート化する。部門長や担当だけだった先方への出張もオンラインにより先方も、こちらも関係者全員が参加して顔を見て商談が出来る。

【苦境は外食・宿泊・アパレルだけではなく、ターミナル立地百貨店にテナント出店する惣菜専門も悲鳴】
惣菜テイクアウト専門店ロックフィールドの純利益が89%減と発表。来期4月の予想は発表出来ないと言う。外食が控えられ、持ち帰りは戻ると言うロックフィールドのコメントだが、問題は立地によって異なると思う。既に繁華街やオフィス街やターミナル立地の客足は戻ってない。コンビニでも未だに営業時間を短縮してチルド品は仕入れを絞って陳列している。通勤する人が減ったのだからこれまでのように売れるとは考えられない。テイクアウトにしてもデリバリーにしても立地、商圏が売上に大きく左右される。沿線によっても差が大きく出る。買い方が変わり、売り方が変わる。当然立地も変わる、マクドとケンタッキーが好調なので立地別に分析すれば答えは出る。

【ドミノピザ1000店舗体制へ出店拡大】
多くの飲食店が店を閉める中で、宅配&持ち帰り半額の宅配ピザチェーンの巻き返しが始まった。一次はかなり低迷していた宅配ピザチェーンも淘汰が進み、不採算店も閉鎖して立地の良いロードサイドに出店し持ち帰り半額が功を評して、最近のチーズやバジルソース、トッピングブームの波に乗り、持ち返していたところへコロナの禍が福に転じた格好となった。僕が言うこれからのデリバリー、持ち帰り専門店の立地、戦略として参考になる。

【働く妊婦さんの4割が出勤、医療従事者は6割が出勤】
民間調査会社のアンケートによると、働く妊婦さんの4割が出勤を主とした働き方をしており、医療従事者に限ると6割を超えたと発表した。4割のうちフルタイムで働く主婦が29%、時短勤務は6%、パートは4%だった。出勤を望まず、勤務先に相談したが約40%が企業側の対応に不満だと答えた。反対に休業している人は2割で、その半数の人に保証がなく、無給だと回答。休業手当が出ているケースでも6割の支給で育児手当も減額されると言う声もあがった。テレワーク、在宅で出来る仕事とそうでない仕事が存在し、医療従事者はその典型的だと思う。出来れば医療従者さんへの割引や子供一人毎に割引をしてあげたいと思う。

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