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2022年5月(305号)「常に想像する」

2020年2月いきなり指定感染症の新型コロナウイルスがまん延、最初は中国武漢市だけと思っているとアッという間に世界中に感染が拡大して3年目になりますが終息していません。僕はこんな際に良いか悪いかは別として今後どんな商品が売れるのかを想像します。
例えば1981年の食管法改正、1995年阪神淡路大震災、2003年酒類小売り免許自由化、2008年リーマンショック、2011年東日本大震災、2012年安倍政権誕生によるアベノミクス政策発表、2022年3月ロシアがウクライナに侵攻の時など大きなことが発生する時は時流の変わり目と捉え、ライフスタイルが変わり、それに伴い消費も変化すると思っています。
高度成長期に伴い、それまでホルモン主体に繁華街の路地裏の小さな店で食べられていた焼肉店が牛肉主体の焼肉レストランが誕生し、間もなくして牛肉スライスのしゃぶしゃぶ(牛肉の水炊き)のレストランか次々にオープン。飲食店で流行ると家庭でも食べられるようになるのが流れ。僕は牛肉のしゃぶしゃぶに合う柑橘類を使用したボン酢が有ればと想像して開発(今も多くのスーパーで販売されている板前手作りポン酢)。
食管法改正の時はそれまで米屋によるブレンド米が主だったが、これからはご当地米(ブランド米)が売れると思い、代表生産者の写真と名前を付けた顔が見えるお米を開発、そして美味しい水で米を炊くようになると思い、オリジナルのミネラルウォーターを発売。
多くの米屋が無くなると米屋が配達していた灯油の注文が来ると思い、現在では普通にホームセンターで販売されている形の積める灯油のポリ容器を開発。
酒類小売り免許の自由化に伴い値段が安くなってバラで販売され買いやすくなるので、家のみが増えればそれに伴うおつまみや酒の肴などの消費が増え、今で言うご当地グルメ(当時は県産品)が売れるようにと思い品揃えを強化。
リーマンショックで不景気になると外食は控えられ自宅で美味しいものを楽しむご家庭が増えて働く主婦が増えるので、買い置き出来て簡単にできて美味しい冷凍惣菜の開発に着手。
年金需給年齢と共に雇用年齢引上げられると健康で働きたいと思われる方が増えるので、栄養バランスを考えたカロリー・塩分・糖分を控えた冷凍のおかずセット(冷凍ミールキット)が売れると思い開発した。
インターネット特にスマホの普及でネット通販利用者が拡大すると思い、冷凍食品をネット通販で定期購入で販売(サブスクと呼ばれるように)を開始。
コロナで超不景気になると分断(購入利用が急増するものと激減するものと別れ・収入が増える人と減る人に分かれ消費の二極化)景気になり、より価格を気にする人とより価値を気にする層に分かれ自宅で高品質で美味しいものを食べるニーズは拡大する想像しています。

「常に想像する」

これ又商売繁盛の法則也

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