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代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.985

【ローソン100円おせち拡大、そごう・西武は犬用おせち2万円超売り出し人気】
マスコミの見出しは「人は100円」「犬は2万円」と書かれてあるが、購入するのは犬ではなく人。コンビニのローソンが、一人世帯向けに100円おせちのパーツを2012年に売り出し、昨年は過去最高の300万食を売り上げ今年は品揃えを増やして45種類を販売。年々売上が伸びている。その一方で、そごう・西武百貨店は昨年発売した犬用おせちを5,400円から2万810円の3種類に増やし、12月初旬で前年比2.5倍増え、最近は親同居未婚者が高額商品を購入する傾向が強いと言う。結婚しない人が増え、離婚も4人に一人になった日本。親と暮らす未婚者は家賃がかからず食費なども一人で暮らすよりは抑えられ、両親が厚生年金受給者で自分がある程度、稼いでいると経済的余裕は高い。高島屋は35万円の京都菊乃井特製金箔お重が人気だと言う。下は100円から上は35万円。その差3,500倍の価格差。。コレが今の国民消費の実態だと認識するようにしてビジネスの参考にする事。

【日銀、10年目でアベノミクスの目玉だった異次元緩和転換を発表】
世界的に物価高が進み金利が上昇する中、日本はその差により急激な円安となり、コロナやウクライナ危機に伴い消費者物価指数は3%半ばまで上昇。家計の負担が上昇し、政府内では金融緩和を続ける日銀に不満が溜まっていた。そこで今回長期金利を0,5%と実質利上げに踏み切った。円は130円と一気に円高となった。円安で2期連続減益が続く家具大手ニトリ社長は笑みを浮かべ、来年は円高で利益がでると記者会見でコメントした。但し、少々円安に戻したからと言ってエネルギー価格や一度上がった価格が下がるとは思えない。それより住宅ローンや借入の金利が上昇する方が個人も企業にとっても厳しい。ガソリンに電気代に物価高騰に加え、金利上昇になり防衛税が加わるとなるとトリプルパンチどころか値上げの連打に破綻する個人も企業も拡大する。ホント大変な世の中になる。

【介護や高齢者向け加工食品市場規模は2021年の1,886円から2026年に2,091億円と試算】
矢野経済研究所は、高齢者人口の拡大により「冷凍宅配食」が注目を集めていると指摘。高齢者施設や自宅でもコンビニの冷凍食品を買い置たり、子供やヘルパーさんに頼んでネット通販で取り寄せる高齢者が増えていると言う。コンビニ各社は高齢者施設と提携して定期的な宅配サービスを拡大している。高齢者世帯が増えていく中で、冷凍食品の需要は増える。特に栄養バランスや糖分・塩分・カロリー・タンパク質・食物繊維・添加物・食材など配慮した商品に人気が集まるとされると報告した。

【中国インターネット大手「百度」は完全無人タクシー200台を追加】
世界市場で自動運転、無人化車両が実用化されている。輸送トラックに電車・バス・船舶・タクシーなど。中国国内10都市で600台以上の自動運転タクシーを運行しているインターネット大手百度は、運転席などに監視員を配置しない完全無人タイプの車両を追加すると発表。又、これまで午前9時から午後5時までだった営業時間も午前7時から午後11時に伸ばした。完全無人サービスの夜間提供は初めてという。百度は2030年までに100都市まで拡大する方針を発表。コロナ禍で運転手が激減したタクシー業界。無人化はタクシー会社にとっては必要不可欠。国により法律の規制が異なるが、今後急速に普及されると思われる。デジタル化無人化により懸念される事は、働き手の仕事が細る事。現状では退職後の再就職先としてタクシーや警備会社は大きな雇用先である。無人化になればシニアの働く受け皿が縮小される。。

【少子化でも販売額は過去最高。おもちゃ消費大人が主役に「ポケモン」「遊戯王」トレカ人気再燃】
スマホが普及した今日、少子化の中でおもちゃの主役が変わりつつある。大人が自分の為に購入するトレーディングカード(トレカ)や、パズルの売れ行きが好調で、2022年国内おもちゃ販売は過去最高水準で推移。動画投稿サイトで人気ユーチューバーが新発売の入った袋や箱を並べて開封する実況動画にトレカにハマった人たちの熱烈なコメントが相次ぐ。一方で、知育・プレスクールやミニカーが唯一プラスにとどまるが、人形やキャラクターは二ケタ以上マイナスだと言う。幼児でも圧倒的に動画が人気だという。

【コロナ施策で混乱する中国、インフレ抑制策で景気を冷やす米国、世界の景気「悪化」拡大予想】
日経産業新聞の日本の経営者への2023年度世界景気アンケートによると、「悪化」と答えた割合が増加。①資源や原材料の上昇・高止まり②中国経済の減速 ③インフレ抑制を狙う欧米中央銀行の金融引き締め、二大経済大国の米国と中国の減速が世界同時不況に陥る可能性もあると言う。特にゼロコロナ施策に対するデモに対して緩和策をとった途端に感染者が急増して工場を停止する企業も現れ、世界のサプライチェーンに支障が出る可能性が高い。一部の部品が入らなければ製品が完成しない状況がコロナ以降続いており、品不足から値段が上昇し、インフレが高まるサイクルに陥っている。テレワークで賄える企業は問題ないが、工場など人が出勤しないと成り立たない企業ではコロナ感染拡大は致命傷となる。コロナ緩和し過ぎると感染拡大して休む人が増えると手が回らない所が増える。かじ取りは難しい。

【ドラマ人気復活、商品と企業をアピールするドラマ性の高いCMが人気にマックが1位】
2022年のテレビCMは、人の温かみや思いやりを前面に出したドラマ仕立ての作品が人気になった。日経MDのアンケートでは、日本マクドナルドのCMが最も広告効果が高いと評価された。木村拓哉が段田安則やお笑いコンビのかまいたちと共演したシリーズの評価が最も高かった。続いてデリバリー商品を受け取る松重豊と河合優実が演じる配達員のやりとりを描いた「月見の時間をお届けします」もSNS上で拡散され話題となった。2位も同じくドラマ性を重視した大塚製薬「カロリーメイト」のCMで新型コロナウィルス下の非日常的な生活を送って来た受験生の姿を常に身近にあるスマートフォンカメラ視点で切り取った内容のドキュメンタリー性がある演出で若者の共感を生んだとされた。3位だったタクシー配車アプリのGOのCMシリーズは、コミカル路線で注目され、竹野内豊が演じる剛田部長と部下役の石井杏奈が会議中や真夏の外出時などどうしてもGOを利用したくなる様々なシーンをユーモアたっぷりに演じた作品。4位はカップヌードルのアニメーションと眉村ちあきのハイテンポな歌声で高タンパク・低糖質の商品特性をアピールした。ソフトバングの赤塚不二夫の名作アニメがモチーフでバカボン役の芦田愛菜とバカボンのパパ出川哲郎に加えてママ役の小池栄子を起用したCMも4位に入っドラマ仕立てCM、テレビも動画も受ける。

【2023年も値上げ続く、消費格差拡大、デジタル化無人化加速、1億総グルメ時代続く、海外好調】
2022年はメーカーの値上げが相次いだ。今年は小売り側の値上げが予測される。1円でも安く買いたいと出来る限り倹約する節約消費がより一層強くなる中、高額ブランド品が順調に売れ、値段を見ず購入する消費者と格差が拡大している。そしてデジタル化は加速し無人化も拡大する。ちょっとした贅沢・楽しみをグルメに求める消費者は増える。甘くて濃厚、スパイシーが受ける。低糖質減塩、高たんぱく質、食物繊維を好む。鶏肉消費拡大、冷凍食品消費拡大、国内消費は厳しく海外での販売は好調。働くシニア増加する。。

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